像の屁

屁のように消えゆくブログです。

自衛隊メンタル教官が教える心の疲れをとる技術』を読んでみました。
エネルギーの切れかかっている人にとっては、自分をせめるのが一番楽な解決法、という文脈が印象的でした。確かに打開策を考える方が精神的、物理的行動量は増えますよね。
自信がなくなったり、周囲の空気が読めない人は、ただ疲れてムリが溜まって別人化している可能性がある、という見方は覚えておこうと思いました。個人的に、ムリが溜まると因果関係の把握がおかしくなる傾向はあるかもです。

池上彰さんの『おとなの教養』を読みました。内容は「宗教」「宇宙」「人類の旅路」「人間と病気」「経済学」「歴史」「日本と日本人」でした。

出来事と出来事の間に、どういう論理や因果関係が見て取れるのか。残されている史料を読み解くと、どういう出来事があったと推測されるのか。そういったところに、歴史を学ぶ面白さはあるのです。

興味のうすい題材で好奇心を刺激されたのは、歴史以外でも、こういう説明が多かったからかもです。

ハノン練習時、左手のみで弾くより、両手で弾く方が左手の動きは良い、という状況が不思議だな、と。両手で弾くと左手は片手の限界速度を超えれます。
片手の方が集中できそうな話ですが。
右手を模範しようとする結果か。両手の方が脱力できるのか。片隅に置いておきたい疑問です。
連弾の時は、変化があったのか、気になってきました。

『弁護士が教える 気弱なあなたの交渉術』を読んでみました。なんとなく認識している内容も多かったです。積極的に使い過ぎると面倒臭い人になりかねない気もして、バランスが難しいですよね。
相手の頼みを断った時に、相手にも断らせるような頼みを返して調整する、という内容が最も印象的でした。
自分ならどんな手を使うかと考えた結果、負けるべき時に負けておく事を意識してました。過小評価は安全だからこそ、あえて負けただけであって、あの一戦はまだ本気じゃないという事だ。ヨガフレイム

ピアノのレッスン時間増やして、音感トレーニング(ソルフェージュ?)も追加してもらおうかとたまに思います。
金銭的に躊躇してしまいますね。とはいえ、今だからこそ出来るのでは、という気もします。

リスクを避けていては、その対戦に勝ったとしてもいい将棋は残すことはできない。次のステップにもならない。それこそ、私にとっては大いなるリスクである。いい結果は生まれない。私は、積極的にリスクを負うことは未来のリスクを最小限にすると、いつも自分に言い聞かせている。

羽生善治さんの言葉です。
例えば作曲だと同じ調やコード進行ばかり使っていたりで、もっと冒険しないと、と思い直す時があります。

久しぶりの旅行です。富山県の名剣温泉に行ってました。宇奈月からトロッコで80分と秘境の温泉です。
昔、その辺のベンチで寝るような旅をしていた時は、金欠でトロッコも諦めたんですよね。温泉に浸かりながらふと思い出しました。遠い所まで来た感じです。

『受験脳の作り方』を再読しました。記憶を専門に研究している池谷さんが「自分ならこう勉強する」という姿勢で書かれた勉強法です。
復習が大切とか、言葉では誰でも聞いた事ある内容も、脳科学の方向から説明されていて興味深いです。
暗譜やピアノの練習方法に、影響ありました。

実は、大事なことというのは、きいてもわからないものである。それは当たり前だ、誰も答えられないような問題こそ、挑む価値がある。ようするに、自分が初めて経験する道であり、そこを歩くからこそ有利さを得る。そういう問題を解かなければ、少なくとも一般的な意味での「成功」というものはない。 

森博嗣さんの文章の引用です。ゲーム音楽の連弾は前例のない曲が多いのでは、と思ってます。が、譜面の段階で満足いく形に作れないですね。。。

指の痛みが薄れてきました。
練習できない時間は譜読みと採譜に回してます。ピアノを離れることで収穫もありました。指を動かす方向に意識が向きすぎて、思考がおろそかになっていた気がします。譜読みの段階を丁寧にこなせば、もっと変わっていけるかと思いました。